内面に向き合うポイント 感情
前回の記事の続きです。
内面に向き合う上で大きなポイントになるのが「感情」です。
生きていれば、常に何かしらの感情を感じています。
感情は人生におけるスパイスのようなもので、嬉しいや悲しいという気持ちがあることで、私たちの生活に彩りを与えてくれます。
それが適度であればいいのですが、時折感情が猛威をふるって私たちを脅かすかのように感じられることもあります。
例えば、不安や恐れ等はそれがあまりにも強すぎると、何気ない行動すらできなくなることもあります。怒りが強すぎると、それが原因で周りの人との関係を壊してしまうことにもなるでしょう。ネガティブな感情に振り回されていると、最悪の場合自殺や犯罪といったことまでしてしまいます。
それでは感情は悪者なのでしょうか?
実は、感情自体が悪いのではなくて、それをいつまでも持ち続けていること、が問題なのです。
感情は思考や周りの状況に応じて自動的に出てくるただの「反応」です。そして感情はその場で感じてしまえばそこで自然と消えていきます。
しかし、そこで感情を無視したり、押さえつけたりすると、消えることなく無意識下にどんどん溜まっていきます。
無視したり、押さえつけた感情は一旦は消えたように思えますが、無意識下に溜まった感情は事あるごとに意識に上がってきます。そして、それを感じるまで何度でも上がってくるのです。
そして感じきれなかった感情が溜まりに溜まったとき、急に爆発したり、普段からは考えられないような衝動的な行動をとってしまったりします。
子供が自由にノビノビして見えるのは、感情をその時その時でそのまま表現し、感じて解放しているからです。
しかし大人になるにつれて、感情を表に出すのはいけないことだと周りから言われたり、忙しくなって感情を無視したりすることで、感情がどんどん内側に溜まってしまうのです。
その溜まった感情を解放することが、内面に向き合うこと、自分に向き合うことの大切なポイントである、ということです。
感情の解放のやり方は、セドナメソッドや瞑想、ブロック解除等いろいろありますが、このブログでもいろいろ書いているのでよかったら参考にしてみてください。
次回に続く!
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