見えない世界が視えるようになるまで 3

前回の続き


首里城で出会った女の子とはその後も何度か行って話していました。



話す内容といえば日常で起こったことや悩み相談等、本当に他愛もない話でした。



しかし会う度に感じていたのが「この子は何か深い悩みを抱えている。でもそれを私に話すつもりはないらしい」ということでした。



そこで、何か力になれないかと思い、その時やっていたホ・オポノポノを教えてあげることにしました。(ホ・オポノポノに関してはまた何か記事にしようと思っています)



「ずっとそこにいて退屈でしょ?ホ・オポノポノというのがあって、ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛してますと唱えているだけで気分が軽くなれるよ」



と言うと



「ありがとう、早速やってみるよ」



と彼女は言って、その日は別れました。



しばらく経ってからその子のところに行ってみると、いつもの場所で感じる彼女の気配がありませんでした。



どうしたんだろう?と思って、ふと上を向くと、キラキラした女神のような彼女がいました。



「ありがとう。教えてくれたホ・オポノポノのおかげでとても軽くなって、光が満ちてきたの」



と言いました。



その時の彼女は今までの女の子ではなく、まるで女神のような、大きな姿でキラキラしていました。



今はその場所に彼女はいませんが、場所に関係なくつながることができるようになりました。



そんな出来事があってから、私は「もしかして自分には見えない世界を視る能力があるのかもしれない」と思い、あちこちの神社やお寺、御嶽やパワースポットと呼ばれる場所にいって、見えない存在とコンタクトを試みました。



イメージで見えるときもあれば全く感じないときもありましたが、コンタクトを試みる毎にその感覚がだんだん研ぎ澄まされていきました。



そして、闇雲に繋がるだけでなく、つながったときに心地いい感じ、悪い感じがあることがわかりました。



心地いいと感じた時だけつながるようにし、心地悪いと感じたらすぐにコンタクトをやめて般若心経を唱えたり、粗塩をまいて浄化するようにもしていました。
(もし見えないものとコンタクトをとろうと思う方は、自分自身の感覚を大切にしてください。心地悪いと思ったり違和感を感じたら、すぐにコンタクトをやめて離れるようしてください)



そして、その後はスターシードという概念も知り、宇宙ともコンタクトをとるようになりました。



ここまでいろいろ物語のようなお話をしましたが、今から振り返ってなぜ私が見えないものが視えるようになったかというと、



「自分自身と向き合い、自分を否定したり疑うことを辞めたから」だと思います。



今思えば、セドナメソッド等を使って自分自身と向き合うまでは、自分が自分を否定していることすら気づきませんでした。



自分自身の感覚を無意識に否定していたんですね。そんなことあるはずない、ただの思い込みだ、と。



しかし、感情や観念と向き合い、ひたすら手放していくことによって自分がニュートラルになり、自分を否定したり疑うことを辞めることによって、自分の感覚や直感も少しずつ信じられるようになっていきました。



スピリチュアルな能力は、選ばれた特別な人だけではなく、人間なら誰しも持っています。しかし、凄く微細で曖昧な領域なので、自分を否定したり疑ってしまうことでその能力や感覚を否定してしまい、閉ざしてしまいます。



これはスピリチュアルな能力に限らず、もともと持っている才能や技術・感覚等も、自分を否定したり疑うことで見えなくなってしまいます。



だから大事なことは、いろいろとやり方やテクニックを身につけることよりも、まずは自分自身と向き合うこと。自分がどう自分を否定したり、疑っているかに気づくこと。




そうすることで、自然と本来の自分の才能、能力、感覚に気づくことができます。



そして、それはスピリチュアルかそうでないかはどちらでもよくて、自分にとって本当に必要な才能・能力・感覚が自然と開いてきます。

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