見えない世界が視えるようになるまで 1
前回の続き
私の場合は感覚で感じるタイプなので、そもそもそれが見えない世界のエネルギーだということに氣づきませんでした。
小さい頃から何だかこの世界はいつもカオスで、ぐちゃぐちゃしてて、どこにいっても気の休まらない世界だと思っていましたが、それは無差別にいろんなエネルギーを感じ続けてたからだと今になって氣づきました(笑)
いつも疲れやすくて、頭の中がいつもパンパンで、どこにいっても休まらない。今から考えるとセンサー開きっぱなしで、コントロールする方法を知らなかったんだなって思います。
はっきりと見えたり聞こえたりではなかったので、見えない世界に関してはそもそも否定的でした。
スピリチュアルに興味を持ち始めたのは24,5歳の頃で、その時も自分に全くそんな能力があると思わず、お金を払って講座に行くか、誰かに弟子入りして修行しないとそんな能力は身につけられないと思っていました。
本やブログやYoutubeでスピリチュアルなことをやっている人達を知って、自分もあんな能力があればなー、でもお金も誰かに弟子入りする勇気もないし、、、と思ってました(笑)
それとは別に、当時メンタル的にはボロボロだったので、セドナメソッドや潜在意識の知識を得ながら、自分の心と向き合うことをひたすら続けていました。
そんなある日、急にフッと心が楽になれる瞬間がありました。
疲れきってベッドに倒れこんだときの安心感というか、急に見えている世界がキラキラして優しく見えて、本当は自分とつながっている一つのものなんだ、ということが体感で腑に落ちたんです。
それをワンネス体験とか、悟りとか覚醒とか呼ぶ人もいるかもしれません。
でもそんな大げさなものじゃなくて、ただ自分のデフォルトの体感が変わっただけで、それで急にスピリチュアル能力が開花したとか、何か奇跡やスゴい体験をしたとかそういうのは全くありませんでした。
でも心が楽になれたので、ようやく仕事を始めることができました。それまではとても仕事なんてできるメンタル状態ではなかったので。
それからは仕事に集中し、スピリチュアルなことからはしばらく離れていました。
その後、いろいろあって入院していた時に、母がお見舞いに来ました。
その時になぜかふと、「母に、自分の両親(つまり私の祖父母)の写真を出してきて、部屋に置くように伝えたほうがいい」という直感みたいなものが湧いてきました。
なぜそのタイミングでそんなことを思ったのかわかりませんでしたが、とにかくそれを伝えなければ!という強い衝動が湧いてきました。
その時は写真があることも知らなかったし、それを部屋に置くという発想も意味不明でした。
写真を部屋に置くように伝えたら、キョトンとした顔をしていましたが、それでも妙に納得した様子でした。
後で聞いたら、母は両親との関係が悪く家出同然で実家を飛び出してきたのですが、一応写真だけは持ってて何十年もずっとタンスの奥にしまったままだったとのこと。
その時まで母は両親のことを考えるのはずっと避けていたようですが、その写真の件があってから少しずつその話をするようになり、初めて両親との関係に向き合い始めたように見えました。
今ならそれは母の守護存在からのメッセージだったとわかるんですが、その時はまあ不思議なこともあるんだなーと思う程度でした。
長くなってしまったので次回に続く!
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